涙液と眼表面学会(TFOS2013)
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タオルミーナは紀元前の古代ギリシャの遺跡やローマ時代の建物などが残る小さな街です。せり上がる斜面にはホテルが建ち並び、海はグランブルーという映画の舞台にもなっており、文字通り真っ青な海が広がっています。
こちらがタオルミーナの中の遺跡でも最も有名なテアトログレコという古代ギリシャの劇場です。少し高台に立っていますのでそこから見える景色が本当に素晴らしかったです。滞在中はエトナ山の頂上にいつも雲がかかっていたのが残念でしたが、劇場と海とタオルミーナの街、遠くそびえるエトナ山まで一望でき、そのまま絵はがきに出来そうな光景です。
学会場も少し高台にあり、4階のテラスからは同じような景色が見えてポスター発表の時間にはおやつやエスプレッソが振る舞われてテラスでゆっくりしました。このあたりが日本の学会と違うところでしょうか。
学会は涙液と眼表面に関するもので、自分もドライアイ動物モデルのP2Y2受容体の加齢による発現変化を発表しました。学会ではドライアイに関する新しい考え方や国による考え方の違いが聞けてとても有意義な会でした。また海外学会の一番の楽しみは食!とうことで一日が終わるとおいしいイタリア料理とワインを堪能しました。さて、学会中はゆっくりと時間が流れていましたが、また明日から外来、手術と忙しい日々が続きそうですが、時差ぼけに負けずなんとか頑張りたいと思っています。